特殊空調制御の仕事に、派手さはありません。
毎日が見えない空気との闘いです。
それでも、人の命に関わる製薬現場で重責な仕事に就いている使命感があります。だから、成し得た時の達成感は、どの仕事よりも奥が深いのです。
ひたすら交わす議論・・・仲間の言葉に刺激されてアイデアが生まれる
新たなプロジェクトを立ち上げます。その目的を達成するために、仲間と多くの議論を交わします。
会話を通して互いの考えを受け止め、理解することにより、いつしかチームが一丸となって目的に照準が絞り込まれます。
1人ではまとまらなかった考えも、仲間の言葉に刺激されて新たなアイデアとして生まれ変わることも珍しくありません。
すべてはお客様のために・・・ニーズを理解して解決策を探る
システムを開発するにあたって最も重視すべきは、お客様のニーズを理解すること。
打ち合わせの席では、お客様が望まれていることを確認しつつ、それをシステムに反映する手段や方法について考え、お客様にフィードバックします。
お客様のこうしたいという思いを、このようなシステムで実現できますと伝え、理解を得ることが打ち合わせの目的です。
現場の状況を想定しつつ・・・頭の中を駆け巡る設計図面との闘い
打ち合わせの内容は設計図面にまとめられ、システム設計の作業がスタートします。
頭の中には、過去の経験や類似したシステムなどの情報が交錯し、そこに新たなアイデアを盛り込むクリエイトの時間になります。
現場に入る前にどれだけ現場を想定することができるかが、その後の作業効率に大きく影響します。まさに、技術者としての腕の見せ所です。
不可能を可能にする・・・技術者としての実力を試される瞬間
空気という見えない存在に対峙して、理想の空調環境を創り出していきます。
理論では解決できない、現実との闘いのスタート。測定した数値を冷静に判断し、理論を現実へとたぐり寄せるべく、目の前の問題を1つずつ解決する作業がくり返されていきます。